
<出演者・講師の感染予防対策に関して>
會の講師、及びご出演の方々、事務局スタッフは、自己管理の徹底でウィルス感染防止に努めます。感染状況が高止まりをする中、各劇場の大舞台を守る裏方達の努力とその精神力を称え、日々、医療従事者の方々への感謝を忘れることはありません。
厚生労働省よりの基本的対処方針:「三つの密」を徹底的に避ける「人と人の距離の確保」「マスクの着用」「手洗いなどの手指衛生」などの基本的な感染対策を行うことをより一層推進し、さらに積極的疫学調査等によりクラスターの発生を抑える対策」に従い開催をいたします。
・お客様へ検温の実施、マスクの着用の徹底・替えマスクの配布
・出入口、お手洗いへ消毒液を設置
・部屋の喚起の管理(空調設備を利用、休憩時間にはドアを開放する)
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T²は、伝統 Traditional]と技術[Technolory
新しい時代に人間が人間らしく本気で楽しめる為に。
日本の伝統を守る技術者の為に。
T²のメンバーはすべて現役の技術者たち。
それぞれが己の分野の、底力 Underlying strength として、また、
トッププレイヤーとして活動をしています。
書く、叩く、打つ、貼る、弾く、縫う、計る、
塗る、焼く、研ぐ、磨く、描く、貼る、吹く、
これらは伝統技術を守る「技」の一部です。
「いま、できること。これからのかたち。」
T²は、本気で楽しむ! Seriously enjoy!
同じ世代を生きる技術者達 Generatiion's の姿を取材し
イベントなどで皆さんと一緒に学び、喜びを、
そして未来を共有していきたいと考えています。
歌舞伎を支える「附けの魅力」
附けの技術は、歌舞伎になくてはならないものです。村々の民俗芸能から発生し、颯爽と世に出た初代市川團十郎の「江戸歌舞伎」。その発展とともに磨かれてきた附けの技術。江戸の芝居町に打ち鳴らされる附けの音色は、情緒を今に残す、歌舞伎の音そのものです。現代の大劇場でも、舞台と客席とを一体にさせるその役割は同じです。ピンと張り詰めた一瞬の間合い。その空気感。観客との距離を縮める花道は、歌舞伎から生まれた独特の劇場スタイル。附けの音は、正しく歌舞伎独特の演出効果です。ご存知のように演劇は、今この時代にしか見ることが出来ない「生の舞台」です。今の役者が演じる歌舞伎は、今の時代を生きる歌舞伎。お芝居は今この時代この日この瞬間にしか見ることが出来ない「生きた舞台」。書籍や映像などで多くの歌舞伎資料は残っていますが、生の舞台には、現代人の感性で十分に味わえる醍醐味が沢山詰まっているのです。

